がん予防学術大会2020米子

第27回日本がん予防学会(会長:岡田 太 鳥取大学医学部)
第43回日本がん疫学・分子疫学研究会(会長:松田 知成 京都大学工学研究科)

会期:2020年5月15日(金)-16日(土)
会場:米子コンベンションセンター BIG SHIP

大会長挨拶

「第27回日本がん予防学会学術集会にあたって」

 

 2020515日より2日間、米子コンベンションセンターにおいて27回日本がん予防学会学術集会を開催させていただきます。当会は、第43回日本がん疫学・分子疫学研究会との合同学術集会として、「がん予防学術大会2020米子」といたしました。その目的は、がんの予防ならびに疫学を共通に扱う両学員が一堂に会した中で成果を発表していただき、今後の当該分野の発展に資する会となることを期待したものであります。

日本がん予防学会では、「がん転移の予防」ならびに「がん予防への新概念」の二つのシンポジウムを企画しました。さらに、本がん予防学術大会の共通テーマである「がん予防・疫学研究への布石」と題する合同シンポジウムを設けました。両学会で得られたこれまでの研究成果をここで一度取纏め、これに最新の成果や情報を加えることで将来を見据えたがん予防・疫学研究を議論する会にしたいと思います。会員の皆様には、是非とも活発なご討議をお願いいたします。

 山陰は日本の古き良き時代が新年号に移行した現在も至る所に刻まれております。「はじめてだけど、ただいま」という鉄道会社のキャンペーン標語もこの地に降り立つことで実感していただけるものと思います。学会会期の前後を利用して、山陰の文化、自然や食材等に触れ、堪能していただきたいと思います。米子から西へ1時間ほど電車で進みますと縁結びで有名な社も控えています。たまにはこういった御利益にも与り、学会員間の共同研究・共同プロジェクトの新たな縁結びに繋がるきっかけになりましたら望外の喜びと存じます。

 会員の皆様には、清々しい5月の米子にご参集いただき、本会におきましてがん予防・疫学研究の将来への布石を築いていただけますようお願い申し上げます。

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第27回 日本がん予防学会 会長

岡田 太 (鳥取大学医学部病態生化学分野 教授)

 

 

 

「第43回日本がん疫学・分子疫学研究会総会にあたって」

 

このたび第43回 日本がん疫学・分子疫学研究会総会を日本がん予防学会との合同大会「がん予防学術大会2020米子」として開催いたします。テーマは「がん予防・疫学研究への布石」とし、合同シンポジウムも開催いたします。日本がん疫学・分子疫学研究会主催のシンポジウムとしましては「がん疫学・分子疫学研究の新展開」と題するシンポジウムを企画いたしました。日経新聞によりますと、政府は遺伝性の乳がんになり治療した患者を対象に、将来の再発を防ぐ治療にも公的医療保険を2020年度にも適用する方針だそうです。これはかなり極端な例ですが、今後は「癌になりやすい遺伝子多型」の探索のみならず、そのメカニズムの解明や介入によるリスク低減のための研究など新たな展開が必要となるでしょう。今回のシンポジウムでは、そのような研究を先んじて展開されている先生方にお話を伺います。

一方、最近、がん予防、早期診断の分野には、画像処理やAI技術、素材などに強みを持つ、カシオ計算機、ソニー、JVCケンウッド、東芝、ディー・エヌ・エー、プリファード・ネットワークス、東レ、キューピーなどの企業が続々参入しており、研究開発も活発になってきています。本学術大会では今後の両学会の爆発的発展の布石となる研究発表と研究交流が行われることでしょう。私も今から楽しみにしております。

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第43回 日本がん疫学・分子疫学研究会総会 会長

松田 知成 (京都大学 工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター 准教授)

2019.12.15 Sunday